グリンの出産は母子共に非常に危険な状態であった。が、それを知ったティトォが魔法を完成させ、無事生まれることが出来た。その後TAPに見守られながらすくすくと育ち、何よりも友を大事にするようバレットらに教育される。TAPと別れてから魔法の才能が開花し、ゴッドマシンが発動して眠りにつくことがしばしばあるようになる。30年前もゴッドマシンによる眠りが発生し、30年間眠り続けることになる。そうしてグリンは友を何度も失ってきた。眠りが覚めると、家族に会うのを恐れ、城から逃げ出し、街で一日を過ごす。友はすでに友ではなくなり、途方に暮れているとき、偶然にもティトォと再会する。仲間とも友達になるが、城までの帰途でメイプルソンの攻撃があり、魔法で豚にされる。ティトォの足を引っ張ることもあったが、結果としてグリンはメイプルソンに決めの一手をぶつけるのだった。城ではティトォらを待ち受ける御前試合に憤ることもあったが、城の皆に再会を歓迎されるのだった。そしてその場にバレットが現れ、グリンとバレットは30年ぶりに再会を果たすことになる。グリンは母親の死を知り、墓参りにも赴いた。城にエイキらが攻め込んできたときはわき目も振らず戦場に駆けつけ、ティトォらを救援した。ボブリッツに一撃を浴びせ。退却を図るエイキらを追い詰めようとするが、斬り裂き魔の救援があり、それは阻止される。戦いはそれで一応終わり、グリンはメモリア魔法陣に参加する意欲を見せる。そして城の者相手に修行をし、瞬く間に成長、魔法陣発動儀式に立会い、母親の墓にも寄って戦いへの意欲を燃やすのだった。グリンはエイキの死を前に、この悲劇を一刻も早く止めることを心に誓う。