魔法大会はまだまだ続いていた。参加者のひとり、カミッツはグリンに注目されるとともに、ライトが街を騒がせている斬り裂き魔との関連について調べることになる。ティトォやミカゼも奮戦するが結局魔法大会には敗退してしまった。楽しい一時に思えた。だが、メモリアの三十指のもとにヨマが到着、その一人カイザートは国際犯罪人であるヨマを厳しく問いただす。が、その矢先、ヨマはカイザートを突き刺し、死に至らしめるのであった。
動かないカイザート。ヨマたちはメモリア城下町に向かって動き出した。城ではライトが女神について話をしていた。ヨマは街の人々を攻撃し始める。悲惨な状況に陥る街。とそこにジール・ボーイが人々をヨマを倒すべく登場するのだった。
城にヨマの件が報告される。同時に城にもヨマの部下、エイキとボブリッツが現れ、ミカゼらが応戦に出る。押され気味なミカゼたちだったが、ティトォの援助により挽回、街ではジール・ボーイとヨマとの激しい戦いが繰り広げられていた。
ミカゼの反撃が始まる。バレットは語る。ティトォとグリンの誕生について。バレットの妻、メルルシアがグリンを出産する際、非常に危険な状態だった。まだ魔法の完成していないティトォは全ての願いを込め、魔法の構築に当たった。そして魔法が完成する。その魔法でグリンが無事生まれたのだ。そしてメモリアこそティトォらの帰る唯一の家なのだと。
バレットはさらに語る。メモリアに眠る最強剣、命七乱月について。城ではティトォが疲労のあまり、形成が不利に転じようとしていた。リュシカもやられてしまう。これを見たグリンが憤激、自らも戦線に参加するのだった。グリンは何に代えてもこの城を守ると固く誓う。一方で城内では斬り裂き魔が暗躍していた。
グリンとボブリッツらの戦いが始まる。相手の連携攻撃に必死に仲間を守るグリン。グリンは一瞬の隙を突いてボブリッツに一撃を浴びせる。グリンは怯えていた。禁断魔法ゴッドマシンを使うことによる長き眠りに。友を失う怖さに。ティトォはそんなグリンを友達として支えるのだった。