断崖のうえまで送り返すとティトォに約束するミカゼ。ティトォは夢の中身を思い出していた。一つの身体に三つの魂。ティトォ、アクア、プリセラ。夢の樹は3人が集える唯一の場所だった。一方ティトォを待つミカゼの元に、例の男の一人、アビャクがやってきた。彼はその3人をさがしているという。とっさにごまかすミカゼだったが、村へ進むアビャク。それを止めようとするミカゼ。二人の間に戦闘が始まる。やりすぎたと思うミカゼだったが、アビャクは水から浮き上がり、突如マテリアル・パズルを使うのだった。
水の力を意のままに操るアビャクに不思議な魔法をかけられたミカゼ。アビャクが攻撃に出ようとしたその矢先、ティトォがその場に現れる。ティトォはミカゼに魔法をかける。おそいかかるアビャクだったが、ミカゼが反撃に出る。回復と強化の魔法、これがティトォの100年のあいだに会得した魔法だった。
ミカゼとアビャクとが激しい戦いを繰り広げる。アビャクはティトォらがもつ存在を司る力を狙っていた。一見ティトォ側に有利に見えた闘いだったが、アビャクは予想外の大魔法を使用、再び危機が迫る。
先へと進むときがきた。しかしそのためには目の前の敵を倒さなければならない。ティトォはミカゼに協力を依頼する。ミカゼは精一杯戦った。だがさらにアビャクは奥の手を使う。まさにミカゼに死が迫るとき、ティトォはなにやらの秘策を完成させていた。
ティトォは磨きぬかれたその知恵でアビャクの行動を全て見切っていた。ミカゼはティトォの魔法に身を任せ、反撃に転ずる。奥の手を解除するアビャクだったが、もう遅かった。全てをティトォに見切られたアビャクはついに追い詰められ、とどめをうたれるのだった。ティトォらに先への道が開かれたのだ。
アビャクはアダラパタによって処刑されてしまう。一方のティトォは世界の中心メモリアに向かおうとしていた。ティトォが去った後に、ミカゼがあわてて追いかけてきた。ミカゼはおいていかれたのだった。