ガシャロの魔法器具を破壊するアクア。これでもうガシャロは魔法を使えない。ガシャロはそのまま、ガシャロ教に侵入操作していたジール・ボーイの特捜隊員に連行されることとなった。ガシャロは人を殺したことがなかった。道中、ガシャロはやり直したいと願った。しかしその場にアダラパタが登場。無力なガシャロの魂を操作して、ついに死に至らしめるのだった。最期にアダラパタはいう。ガシャロを空っぽにしたのは女神であると。
クライムは戦線から離脱したが、ミカゼとリュシカはアクアについていくことを決意する。一方コクマたちとアダラパタは次の作戦を練っていた。そして特捜隊のジール・ボーイもコクマとドルチル逮捕に動き出す。そして一時ばらばらになったミカゼたちに、突如アダラパタの刺客が襲い掛かるのだった。
その刺客は反政府運動を行う軍人たちだった。アダラパタがそれを利用し、魂を操作しているのだ。応戦するミカゼたち。彼らは自分の力が強くなっていることに気づく。ティトォの魔法の副作用だった。ミカゼらはいとも容易くその刺客を撃退するのだった。アクアには詰めの一手にドルチルも向かうが、ドルチルもものの見事に惨敗する。
なんどもなんども現れるドルチル。そのどさくさに紛れてコクマの魔法がアクアに設定された。尾行をするコクマたち。一方アクア一行は街の宿に泊まっていた。その宿の娘に妙な関心をアクアは示す。どこかその娘はアクアの100年前に失った妹に似ているのだった。アクアたちはひとときの平和を満喫していた。
ライトという記者がアクアの下を訪ねてきた。彼は、不老不死や100年前の出来事についてよく知っていた。話し合いに応じるアクア。ライトは祖父が魔法使いに殺されたという。彼は真実を求めていた。アクアは最後に言う。無限の命を手に入れたのではない、死を失ったのだと。その裏ではジール・ボーイもまた真実を探っており、また、コクマの魔法が着実に完成に向かっていた。
以前ミカゼたちを襲った兵士たちがミカゼを探し出してコクマのことを告げた。いそいで宿から逃げるアクアたちだったが、コクマらもそれを追ってきて戦闘に入る。予想外の攻撃にアクアはコクマの魔法攻撃を許してしまう。しかし、幸運が重なりコクマの魔法は回避できた。だがさらにドルチルの攻撃が続く。危機に思われる展開だったが、そこにジール・ボーイが助けを差し出してくるのだった。