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1 土塚理弘氏は何を描いている漫画家?

・連載中作品(2006年10月現在)

「マテリアル・パズル」 @月刊少年ガンガン:16巻〜連載中、毎号2話掲載
「BAMBOO BLADE」 ネーム担当 (作画:五十嵐あぐり) @隔週刊ヤングガンガン:3巻〜連載中

・過去の主要作

「1/Nのゆらぎ」(ガンガンコミックス:全1巻、「清杉よ」にも一部収録)
「清村くんと杉小路くんと」
(ガンガンコミックス:全4巻)
「清村くんと杉小路くんよ」(ガンガンコミックス:全2巻)

・これまでの作歴(掲載月は雑誌の○月号に準拠)

99年:「清村くんと杉小路くん」で第8回エニックス21世紀マンガ大賞受賞 @ギャグ王(廃刊)にて読みきり掲載デビュー

00年:「ほほえみのある城」 @月刊ジャンプにて読みきり、第51回赤塚賞佳作受賞

00年4月〜7月:「1/Nのゆらぎ」 @少年ガンガンにて連載

00年9月〜02年1月:「清村くんと杉小路くんと」 @少年ガンガンにて連載

01年、02年、04年:「1/Nのゆらぎ」 @季刊ガンガンパワード春季、秋季号にて読みきり、ガンガンYGにて読みきり

01年:「もうすぐ文化祭」 @週刊ジャンプにて読みきり

01年:「仙人を呼ぼう」 @週刊ジャンプにて読みきり

01年:「二階堂くんの法則」 @週刊ジャンプ増刊号にて読みきり

02年:「コン太とサトキチ」 @少年ガンガンにて読みきり

02年:「ドラクエ4コマ漫画」(俗称) @少年ガンガンのおまけ企画読みきり漫画

02年2月〜現在:「マテリアル・パズル」 @少年ガンガンにて連載中 *04年、ガンガンパワードに外伝読みきり1話掲載

02年〜05年:「清村くんと杉小路くんよ」 @ガンガンパワードにて連載

04年〜現在:「BAMBOO BLADE」 @隔週刊ヤングガンガン(旧ガンガンYG)にて連載中

05年:「ドラクエ[4コマ漫画」(俗称) @少年ガンガンのおまけ企画読みきり漫画

06年:「短編漫画」(俗称) @少年ガンガンのおまけ企画読みきり漫画

・・・当サイトは主に「マテリアル・パズル」の話題中心です。
「BAMBOO BLADE」は単行本で追いかけているのでそんなに詳しくないです><。


2 土塚理弘氏ってどんな人?

超マイナー作家です。

長野県人です。今は千葉に移り住んでいるらしいです。B型男子。年齢は、99年デビュー当時19歳の模様。
「土塚理弘」はペンネーム。本名は読み方が同じで「とつかまさひろ」だと思われます(「清杉と」単行本参考)。

性格は、作者巻末コメンツや、BB作画の五十嵐あぐり氏のサイトの日記を見る限り、遊び心満載の天然素朴系のように見えます。
とっても貧乏らしいです。長野のねずみ屋敷がネタにされていて有名です。

土塚氏の単行本によるエピソードですが、「デビューするのに短編を描かなくてはいけないが、長編向きの設定しか浮かばない。
なら設定が短編向きのギャグ漫画でデビューして、プロになってから物語を描けばいいじゃないか!」という発想の持ち主ですw
そしてギャグ漫画の「1/N」「清杉と」で無事ガンガン誌面に登場し、すぐにシリアス長編物語「MP」の連載へと漕ぎ着けました。
意外と計算高い
のかッ!?

やたら作中に共通のアニマルが出てくる。(特に動物好きというわけでもないらしいが。)
そして自画像がその代表である「ねこ」。(ねずみ屋敷でねずみと散々格闘したからだろうか?w)


3 土塚理弘氏の漫画はどんな感じ?

絵は「ちょwwwデッサンこれおかしいだろwww」とか、「このトーンの使い方はヤバイwww」とか、
「なんでこんなに雑で線が太いんだろう…」
とか、「ん?これ誰?」とか、
そんなこんなで簡単に言うと全然未熟です。土塚氏の漫画の売れ行きがさっぱり芳しくないのは恐らくこの絵が原因の大半でしょう。
…まあ、一応信者の立場から擁護すると、成長率が高いです。それに(一部の)格好良い場面は本当にしびれます。
安定こそしないですが、ときたま目を見張るような迫力ある構図を描くので、失望ばかりではないかと思いますw
絵の技術というかは、絵柄の変遷・ペンタッチの変わり方も激しいです。前より悪くなった、という意見は「あまり」聞こえません。
昔と今の絵を比べると、別人の絵のように見えることもありますw色塗りも大分マシになってきたかな?
最近はそうでもないですが、昔はトーンをあまり使っていませんでした。服の影とか超適当。
コマ割は気にならないですが、人物の表情のアップが結構多いです。

ギャグは時に「不条理系」と称される類。引き伸ばしやページめくりオチが得意技。
特に「清杉」ではウルトラヴァイオレンスな展開が満載で、流血ネタばっかだが、絵が絵だし別に全然グロくはないw
具体的には、屋上から落下したり、車に轢かれたり、滑って転んで剣が刺さったり、なわとびが首に絡まって宙を舞ったり、人骨出たり、
アホなことばっかりやらかします。下ネタは全然ないです。
それと、小ネタも多いです。横断歩道の真ん中に取り残されたり、ヘルニアについて語ったり、鏡に映って正体バレバレだったり。
ギャグではないですが、コメディもたくさん。むしろ「MP」はギャグよりコメディ中心かな?「MP」は「清杉」に比べると随分ライトです。
お笑い要素もちょっと一風変わっているので、駄目な人は駄目なようです。

(MPの)ストーリー、バトル構成は割と定評があります。根本的な設定の矛盾はほとんどなく、その点では安心して読めるでしょう。
戦闘描写も評価が高いです。盛り上げ方が上手いと私は思っています。
ただ、工夫は凝らしてありますが、本格的な頭脳戦とかは描けないようです。期待せず。

キャラクター設定の掘りも凝らしてあります。脇役でもキャラがしっかり立っています。ちょっと出のキャラでも人気が高い人が多いです。
細かい個人設定も(作中で明らかになることは少ないですが)、単行本で明かされています。
台詞回しもそれぞれのキャラによく合っています。「心に残る台詞!」はそんなにないですが、流れに沿って快適に読むことはできるでしょう。
根っからの悪役は少ないです。悪役の魅力は高い方だと思っています(主観)。
それと全国の諸兄方に朗報ですが、絵のレベルを抜きにすれば、女の子の可愛さは(*´Д`)萌え〜、ですw
全体的にキャラの顔のストック、描き分けが多いです。

その他世界観の設定ですが、曖昧なところも結構あり、格別に深いこだわりは感じられません。
ただその点に関しての不満はほとんどないようです。物語に支障がなければいいというスタンスに見受けられます。

以上、ストーリー・バトルの構成、キャラクターの魅力はなかなか安定して評価が高く、ギャグもツボにはまれば最高級。
絵やギャグが受け付けられない人は読んでも面白く感じられないでしょう。万人にお勧めはできません
有名な芸術家が描いた絵画より、路上で絵を売っている作家の絵画の方に心ときめくこともあるでしょう?
それと同じで、怖いもの見たさで2巻まで買ってみて、面白かったら儲けものです。下手するとMP中毒になれるよ!ウフフフ(駄。


「マテリアル・パズル」紹介


通称MP。マテパ。土塚さんは結構昔からずっと構想を練っていたそうで、ストーリーは一本筋で整っています。

一言で言うと、魔法能力バトル漫画です。時に正統派ファンタジーとも言われます。割とシリアスな一方、コメディ要素も多いです。
絵とかコメディとかクセが強いです。1巻は序章。1章は2巻からです。2章は9巻から現在連載中(現16巻:06年9月)。

主人公はちょっと力が強かった田舎者の一般人・ミカゼ
そして、故郷の国が滅ぼされ、不老不死の魔法をかけられて100年以上も逝き続ける3人、ティトォ・アクア・プリセラ(TAP)。
”強く生きたい”と願うミカゼは、TAPとの約束を胸に、TAPが犯した罪を償う旅=女神打倒の旅への同伴を目指し、
旅の途中で出会った多くの仲間や敵を通じて心身ともに成長し、やがてTAPの信頼を得ていく。

一方の女神は”女神の三十指”という魔法使いの軍団を結成し、TAPを殺して不老不死の元を奪い取ろうと三十指を送り込んでくる。
司令官はTAP抹殺部隊指揮官にして、最初の三十指・アダラパタ
彼は素質ある人々の心の弱みに付け込み、魔法器具を与えて女神の傀儡とし、三十指を作り上げた。
もはや女神の三十指の上に立つ三大神器や女神などは、アダラパタの道具に過ぎないのだ。
そして、デュデュマと女神の伝説に隠された歴史の真実とは…!?

この両陣営の対決が中心です。
ティトォ・アクア・プリセラの3人は都合により、3つの魂に身体が1つしかなく、表に出ていられるのは誰か1人のみ。
TAPの誰が出現しているかで雰囲気が結構変わります。

・女神の三十指はいずれもよく考えられた個性的なキャラばかりで様々な考えを持ち、女神に対して疑問を持つ者、
TAPの仲間になる者、真実を知りたいがために入団した者、女神の計画に同調した者など、多様。

・技のネーミングセンスに個性有り。

・魔法バトルだけど拳と拳のぶつかり合いも多い。

・伏線が多く、強さ議論などにおいても話題を事欠かない。設定が割と細かくヴォリューム多め。

・個人的には流れが映画チックな節があると思います。情景の移行がスムースです。

・感動して泣いたりはできない。恋愛要素も無しに近い。重い哲学的テーマもない。娯楽特化の漫画。

・特に注目したい事柄・物語の核心

女神とデュデュマの真の伝説
女神の三十指とアダラパタ
TAPの罪とグリ・ムリ・アの野望
メモリア王国と世界の人々
ミカゼの成長とそれぞれが生きる道
魔法と拳のバトル
メモリア魔法陣と斬り裂き魔の結末

・・・

1章は魔法王国・メモリアを目指しての旅。世界観と主人公らの説明。
2章はメモリア王国を舞台に、たくさんのキャラのお祭り騒ぎに加えて「メモリア魔法陣」「斬り裂き魔」といった重大事項も目白押し。
そしてまだ見ぬ3章では・・・!?


■主要人物紹介  【  】はネタバレにつき伏字です。自己責任で反転して見てね。

ミカゼ
主人公の16歳の少年。正義感と責任感あふれる田舎者。TAPを守り、強く生きたいと願う。
アクアによってキツネのお面を契約として被せられた。(以後お面が変化していく。)
最初は一般人よりちょっと強い程度だったが、徐々にTAPの信頼を集め、その力の成長は目を見張るものがある。
いわゆる成長役を担うキャラでもある。ザ・少年漫画の主人公!

ティトォ
100年以上生きる不老不死の17歳少年にして魔法使い。100年前の国の崩壊の責任を重く感じ、
惨劇を繰り返そうとするグリ・ムリ・アを止めてこの星の人々を守ろうとしている。
少年っぽさもあるが、時に悪魔にも例えられる大人の冷静さをもつ。そしてキレルと恐い。頭の切れと記憶力は天下一品。
魔法は回復と強化が出来る炎の魔法。戦闘能力は低い。火を使うためライター必須。絵描きが好きだが超絶的にド下手('A`)。

アクア
同じく不老不死の13歳少女。ティトォとは違い、妹アロアを奪ったグリ・ムリ・アと無力な自分を憎み、
ひたすら全てを破壊する魔法の修練に励んだ。
性格はおてんばで無邪気な少女にして人をこき使って楽しんでいる悪魔なドS破壊神だが、
かなり意識して自分のキャラ作りをしていて、実は精神的に脆い。
魔法は強力な破壊魔法。発動にアメを使う。アメが大好き。ロリ担当。

プリセラ
同じく不老不死の19歳姐さん。ある者のために、元の身体に戻ることを強く望む。
実は【妊娠していて、不老不死を解きその子を出産したい。
性格は大雑把で明るく、時に繊細。頼りがいがある。大食い。
才能がなかったために魔法は使えないが、マテリアル使いとしては超級。格闘術を極めている。

アダラパタ
悪の枢軸。最初の三十指であり、三十指を結成したのも彼。というか女神は既に彼の傀儡である。
人の心を操る術を知り、外道三昧。真の目的は不明だが、愉しんでやっている。
TAP抹殺部隊指揮官でもあり、通信係でもある。自分では手を汚さず、使い物にならない三十指を始末する。
魔法は魂を操る魔法。弱いやつの魂を操ったり魂に遠距離通話できたりする。自分の戦闘能力はほとんどないらしい。
あと顔色と口調がヤヴァイ。

グリ・ムリ・ア(自称「女神」・ムリア)
伝説の女神の名を借りて、現在の女神として三十指の心の柱となった。100年前にこのオバサンの計画のため、
TAPの国・ドーマローラが崩壊する。彼女も不老不死であるが、魔法も使えず戦えない。
機械技術はかなりのもので、自分の城を構える。
星のたまごを用いて三十指に魔法を構築するアイテム・魔法器具を授けている(byアダラパタの進言で)。
実際はアダラパタの傀儡で、決定権しか持っていない。
当面の目的は、資金、五大石集め、命七乱月の獲得、そしてTAPの持つ【星のたまご】を回収することである。
その真の目的は【かつて消滅した自分の故郷の星を、デュデュマを倒して今の星を材料に存在変換することで復活させること。

三大神器
三十指の上に立つ、ブライクブロイド、舞響大天、クゥの3人。TAPとはやや異なるが、不老不死の魔法使いである。
神器を用いて禁断魔法を操る。俗に言うラスボスと目される。
ブライクブロイドは良い人だがバトルになると熱い。プリセラに関心がある。
舞響大天はドーマローラ滅亡時に死んだはずのアクアの妹・アロアと自称しているが果たして…?性格は狂っている。
ドーマローラ出身のこの二人と違い、クゥはなにやら別格らしい。最強の魔法使い。仮面に素顔を隠している。ティトォに関心があるらしい。
実はクゥは【デュデュマを追い返し、ドーマローラを滅ぼした張本人であった!そしてムリアのことをお母さんと呼んでいる。
不安定な魔法で、ムリアの城から離れて使用すると危ない。

デュデュマ
伝説に残された存在であり、100年前のドーマローラ滅亡時にティトォが目撃する。
伝説では世界を滅ぼす悪しき存在として、女神とその仲間の魔法使いにより撃退されたと言われる。
その実の正体は【星のたまごを悪用するものを攻撃し、星を守る大地の守護神であるのだが。TAPの持つ星のたまごを刺激すると現れる。

女神
伝説で、大昔、30人の魔法使いを連れてデュデュマを倒して世界を救った存在とされる。実際に存在するようだが…?

リュシカ
三十指の一人で、パン屋をやっていた15歳の少女。女神の計画とは全くの無縁で普通に暮らしていたが、ティトォとの出会いで
徐々に自分のするべきことを自覚し、TAPとともに戦うことになる。かなりの天然系ぷわぷわ娘(後々まともになっていくけど)。
魔法は風の魔法だが、戦闘には不向き。補助魔法。

ジール・ボーイ
三十指のTOP5・五本の指の一人にして、同じ三十指などを取り締まる軍警察の隊長。強大な力に誰もが恐れをなす。
アダラパタの言いなりになることを拒むが、女神の真実を探るためにTAPと戦うことになる。1章のラスボス。
結局は彼も心が空っぽなのであったが、TAPとの戦いを通じて進むべき道を発見し、後に心強い仲間になる。
魔法は”拳”。オールラウンダーで弱点のない強敵。兄へのコンプレックスが強い。生真面目で融通が利かない。

サン
精霊使い。石と意思疎通し、石の精霊を呼び出せる。TAPの元で修業し、その才能に目覚めた。
性格はヘタレだが、お調子者で情に脆く、TAPに対しての恩も忘れていない。五大石を是非とも欲しいと思っている。

月丸・太陽丸
グリ・ムリ・ア直属の三十指姉弟。暗殺や五大石の奪取にいつも一緒に行動している。
アダラパタと仲が悪い。幼少から舞響大天に育てられ、非常に好戦的な性格となってしまった。

バレット
メモリア王国の国王にしてTAPの旧友。高齢でボケが進行していたがTAPとの再開で元気になり、
息子・グリンの出産や街の発展に協力してくれた恩義もあって、ともに女神打倒の道を模索する。
国王一族は生まれつき魔法使いであり、彼も強力な魔法使い。

グリン
バレットの息子。禁断魔法を持っており、その使用の副作用で長い間睡眠状態となり、身体は15歳の少年のままだった。
TAPがメモリアに到着すると同時に目を覚まし、TAPと再開して協力する。
生まれつき強力な魔法使いで、時の禁断魔法と、雷の通常魔法を併せ持つ。
今風の少年だが、友達を何より大切にする性格で、悪は許さない。しかし睡眠によって友を失ったことをトラウマに持っている。

ヨマ
残虐非道な殺人者にして五本の指。世界中の城をコレクションしている。変なしゃべり方が特徴。
性格は乱暴で暴力的。短絡的だがその強さはかなり厄介。いわゆるチンピラである。
仲間の三十指・エイキとボブリッツに慕われている。
魔法は光の魔法。攻防ともに優秀だが、弱点もある。
それは【夜である。暗闇を極端に恐れるあまり、夜の彼は精神状態が異常でまともに動けない。

斬り裂き魔(コルクマリー)
メモリアの街で猟奇殺人を行う斬り裂き魔として有名なこいつは、五本の指・コルクマリー。
1年以上前からメモリアに送り込まれており、城でスパイしながらこっそり女性を斬って魔法の安定を目指していた。
女性を斬ると精神が安定することからやはり精神的にゆがんでいるが、話を通じるし冷静である。
世界最高峰の剣士・剣仙十二客が次々と殺され、生き残った剣仙・カミッツがメモリアにもう一人の生き残りの剣仙を探しに来ることから
斬り裂き魔の捜索も本格化する。アダラパタとは仲が良いらしい。ヨマと同様、2章のラスボス。めちゃめちゃ強い。
正体は城にゆかりのあるものだが、実際に読んで当ててみてほしい(17巻で発覚)。

ドルチル
ただのバカ。「テンション上がってきたぜー」といつも叫んでいるバカ。のちのち凄いことをやらかすことに。

カイザート
悲劇の勇者。正義漢だが女たらし。

ダークアイ・Q
珍奇船長もびっくり。っていうか人じゃない。
ひょうたんまんじゅう。

ライト
一般人の記者で、TAPや女神の真相を世界に伝えようと独自に動いている。祖父を三十指に殺された。身体に爆弾持ち。
デス○ートじゃないぞ。

マルチーノ
メモリア城に勤める可愛いメイドさん。グリンに想いを寄せている?

カミッツ
最強の剣士・剣仙十二客の生き残り。犯人を捜しにメモリアに渡来してきた。斬り裂き魔捜索に協力する形でメモリア側と提携。

シャルロック
月丸と太陽丸の五大石強奪に村が絡まれて、住民を皆殺しにされた12歳の少年。強大な魔力を秘めており、
メモリア魔法陣に姉弟を探しに参戦。魔法が使えるようになった。

ハワード
グリン教育護衛係の一人。口が悪くグリンと喧嘩ばっかりだが、グリンのことをとても大切に思っている。
正義感は強いが、活躍処は…^^;

クライム
とても健全な泥棒にして鍵の属性の三十指。リュシカの知り合いで、ティトォと出会い、ガシャロ討伐に協力する。
ムリアの計画は何も知らなかったが、真実を知り、TAPに近づく。その後行方不明。魔法の潜在能力は高いらしい。

エイキ
ヨマに従い、犯罪を繰り返す非行少年。幼いころに不遇な環境に置かれた。同じ境遇を持つボブリッツとともに動く。
”蛇”の属性の三十指で、ミカゼに因縁を持ち、メモリア魔法陣で決戦。

ネクバーパ
たまに出てくる海のオッサン。珍奇船長。珍なるものが大好き。そこそこ強い。
人柄がよく、ミカゼにアドバイスしたりするが、最近は汚れキャラ化している。その右腕は…?

シシメ
お面に封印された獣。強かったらしいがメモリアの魔法使いにボコられたため、長らく倉庫の中に閉じ込められていたが、
ミカゼのお面に憑依することに成功。いずれミカゼをのっとってメモリアに復讐しようとする…が、
人選を間違えたらしく、ミカゼの師匠役となってしまう。何気にいい性格である。
メモリア魔法陣で勝ち進むため、ミカゼに奥儀を伝授する。

ねこその他動物:
そこら中にうじゃうじゃいる。おなじみの土塚アニマル。出しゃばるなwww


■重要語句紹介

マテリアル・パズル(魔法)
魔法のこと。この世界の全てのものに宿る単体エネルギー・マテリアル・パワーを操り、自然界の法則を無視して
様々な攻撃などを繰り出す。それが出来る人を魔法使いという。

マテリアル・パワー
あらゆるものに宿る最も根本的なエネルギー。人に宿る場合はオーラとも言う。水にも火にもアメにも歌にも大地にも宿る。

マテリアル使い
マテリアル・パワーに長けているが、それを魔法として現出できない人。ミカゼとかプリセラとかネクバーパとかカミッツとかサン。

魔法使い
マテリアル・パズルを使える人。才能と時間と経験と運がないと、マテリアル使いであっても魔法使いにはなれない。
しかし魔法器具を使えば、才能さえあれば誰だって魔法使いになれる。
天然の魔法使いはTAPやバレット、グリン、リゼル、シャルロックくらいである。

禁断五大魔
太古の強力な魔法。普通の魔法とは違う?
三大神器(真紅虎龍牙、ヘルキルデスベル、マザー)、グリンのゴッドマシン、最強剣・命七乱月がそれ。

女神の三十指
アダラパタにより結成された30人の魔法使いの軍団。心が空っぽで才能のある人物に魔法器具を与えて、
生きる目的を与え女神に忠誠を誓わせた。
実際に女神の手伝いをするものは限られていて、普通に何も知らずに暮らしているものも多い。TAPに惹かれて仲間になる者も。
TOP5を五本の指といい、別格の強さを誇る。
その目的は、TAPの持つアレを奪い取り、来るべき大戦に赴くことである。

五本の指
最強の三十指たち。ジール・ボーイ(拳)、ヨマ(光)、コルクマリー(斬)、ジャンクーア(食)、ナトラレーゼ(盾)の5人。

星のたまご
存在をつかさどる力の結晶体。五大石や三十指の魔法器具の元、TAPの不老不死の力でもある。
大地から産出し、ドーマローラにたくさんあった。外見は樹である。

五大石
大きな星のたまごのかけらで、5つ集めるとデュデュマすら封じられるといわれる。

不老不死
TAPは生き延びるために星のたまごに身体を作らせ、そこに3人の魂を入れた。
不老不死だが、魔法の力ならばそれを打ち破れる。TAPは死ぬか心に強い衝撃を受けると存在変換を起こし、他のメンバーと交代する。
死ねないばかりか、身体の免疫が衰え、ちょっとした風邪でもころっと死んでしまうなど、デメリットも多い。
TAPの魂は夢の樹というところにある。元の身体はドーマローラに捨ててきたらしい。
三大神器やグリ・ムリ・アも不老不死だが、メカニズムが違う様子。

存在変換
TAPが別の誰かの身体になること。自害のほか、風邪を引いたりして死んでも自動的に起こる。TAPは死に”慣れてしまっている”。

メモリア王国
TAPの旧友であるバレットが納める世界の中心国。技術レベルも高く、魔法王国としても名高い。文化の中心。
TAPはバレットに会って協力を仰ぐべくメモリアにわたろうとする。

アルカナ大陸
1章の舞台。アルカナ軍が管轄しており、緑豊かな国としても有名。ミカゼはここの島嶼部のド田舎出身。他もそんなに発達してはいない。
パラディア空港からメモリアのある大陸・アクロア大陸に向かえる。

メモリア魔法陣
伝説の最強剣に封印された禁断魔法・命七乱月を継承するための戦闘儀式。1対1対1で18人の参加者を戦わせる。
2章中盤の一大イベントであり、TAP陣、女神陣のほか、外国からもつわものが集まってくる。
誰が優勝するか当ててみよ。

マジック・パイル
TAPの3人が一つとなって現出する術。メモリアでティトォやバレットが研究しているが、なかなか上手くいかない。
成功すれば三大神器に匹敵する力を出せる奥儀。外見はティトォっぽいが、性格は「3人そのもの」であると表記されている。


■ストーリーあらすじ

・序章(1巻)

―伝説は語る―
1000年前、大地の底から現れた大魔王デュデュマが、世界を滅ぼした。これは大地を汚した人間たちへの報復なのだと、人々は信じた。
全ての人が希望を失う中、それでもデュデュマに立ち向かう者がいた。
彼らはデュデュマに似た力を持っていた。唯一デュデュマに対抗できる力、
それが”マテリアル・パズル”。彼らによりデュデュマは倒され、人々は細々と生きながらえた。
そして1000年後の今、再び魔法の力・魔法使いが必要となる。

「違う!」

「大地はそんなことでデュデュマを生み出さない。デュデュマが生み出されたのは…!!」

「ぼくはまたこの扉の前に立っている。この扉の向こうには―――この扉の向こうには…!!」

脚力自慢のド田舎少年・ミカゼが、村を救うために秘境の3人の不老不死の魔法使いの下へ!
そこで出会ったのは謎の少女・アクア。強大な魔力を持つアクアは、身の危険から簡単には協力に応えない。
そこで出されたアクアの要求を突破し、必ずアクアを送り返すという約束を交わしたミカゼは、契約にお面を被せられて
いざ村へ駆け急ぐ。だが、突如として不老不死のアクアは、道中毒に倒れ、そのまま息絶えるのだった。
呆然とするミカゼの前で、アクアの身体は”存在変換”を起こし、全く別の少年・ティトォが姿を現す。
一方、村の近くでは、謎の2人組が不老不死の3人を探していた・・・。
ちなみに結局村の件はどうでもいいことになって、序章・無事完結!

ティトォは語る。

この世で一番強い魔法、それは”存在魔法”。この世のあらゆるものには、魔力=マテリアル・パワーが宿っている。
水にも火にも飴玉にも、大地や人間にも。
100年前、ある国に3人の人間がいた。3人は傷つき、今にも死にそうだった。しかし彼らは死ぬわけにはいかなかった。
彼らは死んでも償いきれないほどの罪を犯した罪人だったのだ。
残るわずかな力で生き残るために、3人は1つの身体に3人の魂を入れることで生き延びた。
だが、今度は死ぬことが出来なくなった。まるで、呪いのように…。

第1章(アビャク戦〜ガシャロ戦)(2巻〜) (こちらで便宜上勝手に分割しました。)

ミカゼはTAPに付いていこうと決心し、信頼を得ようとする。
TAPは旧知の友・バレットのいるメモリア王国に向かうことが旅の目的。
道中で何人かの三十指と出会い、対決し、真実を知って仲間になる者も現れる。
TAPが罪人であることに仲間は驚くも、真実を知りたいという願いからTAPに同行する。

・第1章(コクマ戦〜グリ・ムリ・アとの再会)

話の流れは五本の指・ジール・ボーイとの戦いへと集中していく。もちろん1章ラスボスである。
さらにその後、三大神器やグリ・ムリ・アとTAP側が接触し、TAPの目的が、三大神器打倒と位置づけられる。

・第2章(グリンとの出会い〜死神ヨマ襲来)(9巻〜)

メモリアに付いた一行はグリンと再会。ジール・ボーイも仲間に加わって、一波乱の後、城でバレットと出会う。
しばらく平穏が続くが、アダラパタの計画により三十指も結集、またヨマがやってきて、暴走を始める。

・第2章(メモリア魔法陣)

ヨマらの襲撃を受け、TAP陣と女神側は、メモリア魔法陣で決着をつけることになる。
メモリア魔法陣と斬り裂き魔問題の同時展開。

・第2章(ラスボス・五本の指戦)

メモリア魔法陣終了と同時に、五本の指がメモリア王国に襲い掛かる。(←今ここ!


「清村くんと杉小路くんと/よ」紹介


不条理系ギャグ漫画です。高校サッカー部が舞台です。

「清村くんと杉小路くんと」は「マテリアル・パズル」連載前に描かれた1話完結型のギャグ漫画です。
「清村くんと杉小路くんよ」は「マテリアル・パズル」の連載途中で土塚さんが気晴らしに描いちゃった続編というかボツネタ集です。
あまり言いたくないですが、「〜よ」の方はネタ的にも、丸くなった絵柄的にも笑いのレベルがやや下がります(*'з(`○)。

 

ブラックジョークで不条理だけど妙に清清しくて明るいハイテンションギャグです。真面目にサッカーやっていません。
引き伸ばしネタや繰り返しネタ、見開きオチなどが主流です。地味にツボを付いてきます。
ウルトラヴァイオレンスで流血ネタがてんこ盛りですが大変後味がよろしいまでの不死身超人っぷりです。
ドラゴンボールやジョジョといったジャンプっ子の土塚さんが好きな作品のパロディもちょっとあります。
シモネタはないです。お馴染みの土塚アニマルはうじゃうじゃです。
作画スキルはヒデブです。ギャグ漫画なので返ってこの方が面白いと個人的には思います(絵が小奇麗になった「〜よ」は勢いダウンか。)
杉小路の腹黒ブラックぶりと、不屈の超人・清村と、愉快な仲間たちのサッカー漫画と見せかけた極上のギャグ漫画をご堪能ください。

 

■あらすじ

中学時代は有名なサッカー選手だった清村くん(高3)も、訳あって今ではグレグレの立派な不良。他の生徒にもびびられる彼だけど、
そんな彼に目をつけた少年がいた。高3サッカー部主将・杉小路。彼との出会いによって、清村は少しずつ心を開き、やがて再びサッカーを…

 

やらせてもらえませんでした('A`) 。だって部員が5人ですから。

 

そんなこんなでやることは、

屋上から落とされたり車に引きずられたり餅つきで死にかけたり実は甘いものが大好きだったりチャリンコで自動車より早く走ったり
安井がロッカーでミイラになりかけたり安井がついつい清村を屋上から投げ落として返り討ちに遭ったり工藤が最強すぎたり・・・。

サッカー部という狭い世界を存分に暴れまわれ!これが青春・修羅の道!!

 

■主人公の面々

清村:なんか知らんけど入部しちゃった不良少年。杉小路による理不尽なまでのいびりにも耐えうる超人的な心身の持ち主。
中学時代はサッカーの名選手だったが、ふか〜い訳があって退部してグレちゃってた。でも杉小路との出会いが彼を変える!!…のか?
どんなに血まみれになっても甦る。まさに不屈の闘志!そして死ぬ気で勉強して追試の科目間違えに気づいて撃沈する純心な子でもある。

杉小路:サッカー部部長にして清村を有無を言わさず入部させた張本人。
何よりも清村いじりを得意とする純情で極悪な少年。高校生で無免許運転の車を乗り回して、さすがの清村も冷や汗ダラダラ☆
天然に見せかけた深い計画性で清村を地獄の底までいびり倒す。それが杉小路の至福。

安井:愛すべきサンドバッグ。清村にも負けぬ不死身の肉体だが、規格外の精神構造により次の瞬間にはけろっとしている。
家が貧乏だけど面倒なのでバイトしなくてフェラーリの中で寝泊りしている。調子に乗ってでかい態度するも、結局清村に返り討ちに遭う。
なんだかんだで皆に大事にされている。ウーパールーパーのウパパーが死んじゃって悲しい。

蓮間:クールで二枚目。常に一歩引いたところから清村を見守る常識人でありながら、実はちゃっかり清村いびりに参加する高校3年愛煙家。

工藤:1年。よく分からんが最強。何もしゃべらない。あらゆるシュートも人間もナイスセーヴする守護神。ぶっちゃけ作者も顔を覚えていない。

いぬ:部長認定サッカー部部員。ちゃんとユニフォームまで用意されているぞ。もちろん犬用のだけど。

ねこ:なんかそこらじゅうにいるぞ。

その他どうでもいいの:なんかやたらに強い女子高生とか、めっちゃ強そうな選手だけど出番なく終わっちゃった人とか、
人肉で出来た顧問の先生とか、頭を打ってお亡くなりになる最強番長とか、とっても愉快な仲間たち。他の土塚アニマルもうじゃうじゃ。

人前で読むとページをめくった瞬間に笑いが止まらなくなって

不審者に思われるので絶対にそれだけは止めましょう。

個人的には「マテリアル・パズル」より一般受けしやすいと思います。絶対に「〜と」の方がオススメです。

そして「マテリアル・パズル」のネタバレネタが随所に組み込まれていて、ファン心をくすぐります。


「1/Nのゆらぎ」紹介


土塚さん最初の連載作品です。オムニバスショートギャグ短編集です。
「マテリアル・パズル」連載中に数話分だけ復活しました。一部「清村くんと杉小路くんよ」に収録されています。

一言で言うと

すべって転んで剣が刺さる漫画です。その他いろいろ。

笑いの種類は清杉とおおよそ一種です。見開きオチとか。
絵的には素人の投稿作品より酷いところもあります。まあギャグ漫画なので。
清杉のように、絵柄で笑わせる、ほどではないのが残念。

ネタの最大瞬間風速は清杉全盛期にも匹敵するものがありますので、土塚ファンなら読んでおきたいところ。書店で売ってるかな?^^;

あ、それと、一部の登場キャラは後の「マテリアル・パズル」にも出てきます。


「BAMBOO BLADE」紹介


土塚さんは原作(ネーム、一部キャラデザイン)です。作画は五十嵐あぐり先生(公式サイト)。

女子高生剣道部を舞台にした日常ほのぼのコメディ漫画です。

五十嵐さんのう・ま〜い作画スキルによって描かれる女の子たちは(*´Д`)萌え〜、の一言。
原作が純情な土塚さんなのでめちゃくちゃ健全ですけどね。

コメディ・ギャグは肩の力を存分に抜いて読めるものです。土塚色が濃いですが。構図とかまんま土塚作品…。

剣道は一応真面目にやっていますが、剣道の描写目的で読むのは止めた方がよいです。
迫力もあるし読めるレベルですが、専門的じゃないよ。

コジローや女子部員の成長の物語でもあるようです。男子部員はどうでもいいです><。

 

■あらすじ

テキトーでいい加減な剣道部顧問のコジローが、先輩の学校の剣道部と賭けをして今度試合をすることに。
試合に勝ったら先輩のオヤジの寿司一年食い放題ということで、生きるのにも必死なド貧乏教師コジローは急にやる気を出して、
なあなあだった部活を再編、急遽メンバー集めに奔走しますw

最初は女子部員のキリノしか事実上活動していなかったのですが、タマちゃんという恐ろしい力を持つ1年生を見つけ、捕獲にいそしみます。
いろいろあって、無事タマちゃん入部。男子部員ユージとダン(←めちゃめちゃウザイwww)とその彼女のミヤミヤも入部です。

その後部活に出てこない状態だったサヤも復帰して、タマちゃんも少しずつ部員と仲良くなっていきます。それなりに練習して、いざ試合!
相手高の女子部員5人のキャラも濃い!

そんなわけで試合も終わって、タマちゃんもアルバイトなんかしちゃったりして、物語はいよいよ全国大会言っちゃうのか!?
気になる5人目の部員は??

賑やかな女子部員たちの心温まる日常と成長の日々をご覧遊ばせ。コジローも頑張れ!w

 

■登場人物 (とりあえず3巻まで。)

タマちゃん:多分主役。実家が剣道の道場で、その手伝いの中で彼女は最強の剣士に!でも剣道が好きだとかではない模様。
性格は内気で物静かで世間知らず。だけど正義感がめちゃくちゃに強い。そう、彼女はヒーローアニメの勇者に憧れているのだ!!
ちっこくて女子部員にもほっぺをプニプニ愛でられるぞ。貧乳。高1になって剣道部に入った彼女は次第に心を開き…?

キリノ:主役だけど縁の下の力持ちのムードメイカー。。剣道はそこそこ。2年で部長やってるけど、と〜っても能天気で楽観的。
器量が大きくのんびりしていて一種の大人の達観さえ得ているかのよう。
総菜屋の娘で部活中でも渋いお茶を飲んでいます。タマちゃんを可愛がっている。ある意味一番活躍が目立たない。

ミヤミヤ:1年。なんとあのダンの彼女!ダンには似つかわしくない容姿で、おっとり系だが、裏では学校でタバコをふかす不良だった!
でもダンのことは本当に好きみたい。ダンもミヤミヤのことを知っている…?本当の自分が何なのかまだ分からず、悩める高校生の一面も。
竹刀を握るとドSの本性むき出しになるぞ!剣道はやったことないけどパワーファイター。

サヤ:明るくて活発な女の子で、キリノとも仲が良い2年生だが、しばらく部活を欠席。テンションの波が激しく、ときどき暴走しちゃったりも。
自分の好きなことが分からず、小説書いてみたりギター弾いたり、そしてまた剣道に戻ってくる。腕前は微妙?

コジローダメ教師。いい加減で部活もだらだらん。貧乏で生き延びるのに必死。そんな彼だが、学生時代は真面目に剣道で鍛えて、
先輩に試合で勝つことが出来た。今回の先輩との賭けをきっかけに、少しずつ昔の剣道と部活に対する意欲が復活し始めた…と思う。
ぶっちゃけ甘いが、人間味ある優しさは持ち備えている。

石橋:コジローの先輩で他校の教師、剣道部を掛け持ちしている。そのうちの1校とコジローの部を賭けで戦わせることにしたが、
その目的は高校時代にコジローが勝ち取ってしまったトロフィー。彼は今でも剣道の練習を欠かさず、剣道を心から愛しているようで、
未だにコジローとのあの試合が忘れられない。親が寿司屋をやっていて、コジローの部が勝ったらそこで1年食べ放題だと謳うが…?

ユージ:タマちゃんの幼馴染。タマちゃんの道場も知っていて、彼も剣道実力者。タマちゃんには遠く及ばないけれど。
優しく正義感あふれる優等生で、信頼も篤い。タマちゃんと仲も良いが、恋愛とかは全然なし。というかユージはまともすぎて影薄すぎ(*´Д`)。

ダンウザイ。ひたすらにウザイ。デフォルメ形態でしか描かれない。ユージの友達で、一緒に剣道を始めてみることになった。
ミヤミヤのことをとても大切に思っており、いちゃついてばかりだが、さりげなく気配りも出来るニクイやつ。

外山:サディスティックな不良。剣道の腕は確からしいが、剣道を愛しておらず、人を叩きのめすことを楽しんでいる。
ダンに因縁つけて絡んでいたところを見つかり、タマちゃんが正義のヒーローモード発動。タマちゃん入部のきっかけとなる。

岩佐:外山とつるんでサボってる不良。根は良いやつで、ちょっとナイーヴ。解説なら任せろ!出番をよこせ!

横尾:石橋の女子剣道部員。男みたいだけど乙女です><。性格も勝気でやっぱり男なんじゃry

安藤:腹黒いといえば彼女!ブラック安藤。「なんかむかつきますね。死ねばいいのに(さらり)」の名台詞を持つ。
横尾と良い漫才コンビが成立する。愛読書は「ブラック世渡りマニュアル」他。

原田:石橋の部の副部長。メガネっ娘で真面目でおとなしく、石橋にも頼りにされる。いわゆる委員長タイプ。剣道の腕も手堅い。

西山:見た目でっかくて強そうだけど実は超小心者。剣道の試合が怖くて逃げたい。腕前はそこそこ。

浅川:恋愛に忙しい現代っ娘。剣道?何それ?

ブレードブレイバー:タマちゃんが憧れる戦隊アニメヒーロー。悪を倒すぞ!


その他の読みきり作品の紹介


「清村くんと杉小路くん」

土塚さんの受賞作でギャグ王に掲載。「清杉」の原型ですが、キャラ設定が全く別人です。絵のレベルは、高校生でも描けるくらい(失敬)。
ネタのレベルも正直微妙だけど、土塚さんの雰囲気はこのころから感じられます。「1/Nのゆらぎ」の単行本に掲載されています。

 

以下ジャンプにて読みきり。出版社の違いゆえか、単行本に掲載されず、幻の一品。ネッツ上を頑張って探してくださいw

 

「ほほえみのある城」

笛吹きウィンが、リップが直してくれた笛を使って、笑わないお姫様を笑わせてあげようと奮闘する話。
話の都合でなんか変な集まりに出席することになるのだが…?
清杉の構図とまるっきり一緒だけど、やや雰囲気的にブラック。
「MP」で登場したポコペムのジョギーが友情出演してるぞ!汚れだけど。

「もうすぐ文化祭」

文化祭でクラスで出し物をやることになってその配役を決めるお話。キャラ的にもネタ的にも1/Nっぽい。ピッコロ大魔王www
ベベカルとか高橋とか土塚脇役キャラも友情出演。

「仙人を呼ぼう」

仙人が若者にコケにされまくるお話。どこかで見たおじい様方が友情出演。ジャンプで掲載なのにガンガンの自分の単行本のCMしていますw
ノリは清杉調。っていうかまんま清杉。個人的にオススメです。

「二階堂くんの法則」

これも清杉風味。縁起にこだわる二階堂くんがむちゃくちゃやらかします。突っ込み役の少年が清村の大人しい版だw

 

*ギャグは基本的に清杉風味か1/N風味のどちらかに分類できます。前者の方がキャラもネタも明るい感じです。

 

「コン太とサトキチ」 

「清杉と」が終了するちょうど同じ号にガンガンに同時掲載された4コマ漫画です。ほのぼの女子高生と動物の戯れです。息抜きにどうぞ。
「清杉よ」の1巻に収録されています。

その他

ガンガンの企画で何度か4コマ漫画が掲載されました。ドラクエとかいろいろ。ネッツ上には多分ないです( ´ω`)。

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